未確認生物(UMA)

チュパカブラ

ヤギをしゃぶる吸血モンスター

チュパカブラ

1995年、アメリカ・プエルトリコ島で家畜の生き血が抜き取られるという怪事件が発生した。 被害にあった家畜の下アゴや首には2~3個の血を抜き取ったと思われる穴が開いているのだが不思議なことに、その辺りには流血した痕跡が一切なかったという・・・。


突如として現れた恐怖の未確認生物

人々は、突如として現れた未確認生物(UMA)チュパカブラの恐怖に怯えていた。 チュパカブラの由来はスペイン語でチュパ「血を吸う」、カブラ「ヤギ」を意味しており家畜や動物の血液をしゃぶり取る姿から名付けられた。 チュパカブラの体長は約90~160cmで、エイリアンみたいな風貌をし、頭から背中にかけてモヒカンのようなトゲが生えている。 また、チュパカブラには先が尖った舌がありこれで獲物の血を吸い取るのではないかとされている。 驚くべきは、1回のジャンプで6mもある高さの木を飛び越えた目撃報告もある。

  • チュパカブラの写真2
  • チュパカブラの写真3

正体について
遺伝子操作によるミュータント説

チュパカブラは人類のテクノロジーによって創造された突然変異体、すなわちミュータントであるという説がささやかれている。
実はチュパカブラ騒動が起こる5年前、プエルトリコ、セイバ・ノルテ村のハグア地区で、ヘビに似た頭部と翼を持つ怪生物が住民によって捕獲されたことがある。だが、その怪生物は「タスクフォース」というアメリカの秘密調査チームによって強奪されたのだ。
タスクフォースはアメリカ政府のメンバーが中心となって公正された組織で、プエルトリコ東部にあるルーズベルト・ロード海軍基地の一角に遺伝子工学研究所を持つといわれている。
そのため、住民が捕獲した怪生物は、彼らの実験物だった可能性が示唆されている。
アメリカの自由連合州であるプエルトリコには、かつてアメリカの実験場として利用され、経口避妊薬や殺傷の能力の高いダイオキシン系化学薬品の開発が行われていたという歴史がある。
過去にこうした暗い歴史がある以上、チュパカブラがアメリカ人の手による、何らかの遺伝子操作実験によって生み出されたミュータントである可能性も、あながち否定することは出来ない。

エイリアン・アニマル説

1984年2月、プエルトリコ、カサノバナス村の近郊にある熱帯雨林にUFOが墜落した。
その時、アメリカ軍がその墜落現場を含む一帯の山地を閉鎖し、外部からのアクセスを完全に断って、事件に関する情報をすべて機密扱いにした。
この墜落事件とチュパカブラには、何らかの因果関係があると主張する研究家がいる。

さらに奇妙な事実もある・・・。

UFO墜落事件が起きた後、それまで緑色の稜線の美しさで評判だったエル・ユンケ山に突然霧がかかるようになったのだ。
加えて、正体不明の奇怪生物が、山の周辺に跋扈しはじめたという。
そして、これはチュパカブラ騒動がおこって以降のことだが、この付近でUFOが目撃されたその翌日には、必ず家畜が襲われているのだ。

1995年10月1日、チュパカブラは思わぬ副産物を残していったのだ・・。

チュパカブラの血液だ。

この日パトロールをしていた警官が村近郊に出現したチュパカブラを発見し、銃撃した。怪生物は結局逃亡したが、2日後現場近くにあった農場のフェンスに、血液が付着しているのが見つかった。
採取された血液はアメリカ某機関でDNA分析を含む可能な限りの検査が施され、次のような結果が出た・・・。

  • サンプルの血液は既知のいかなる生物のものとも合致しない。
  • 人間の血液と比較すると、マグネシウム、燐、カリウムの含有率が非常に高い。
  • 人間の血液と比較すると、単純タンパク質の一種であるアルブミン / グロブリン比率の数値も非常に高い。
  • 以上の分析で得られた数値及び結果を、地球上に存在する既知の動物の血液と比較するのは不可能である。
  • チュパカブラ4
  • チュパカブラ5
  • チュパカブラ6

途中検査結果とはいえ血液を残していった生物は地球の環境では存在し得ない血液組織を持った未確認生物、もしくは非常に高度な遺伝子操作によって創造された存在である・・・。

ところが奇妙なことに、最終的な検査結果の報告はされなかったという・・。一説によるとアメリカ政府筋から圧力がかかったからだという。

現時点で確定的なことはいえないが、チュパカブラがUFOに乗って飛来した地球外生命体、またはアメリカの遺伝子操作実験によって創造されたミュータントである可能性は、かなり高い。


参考文献 : 未確認動物UMA大全  並木伸一郎 (Gakken)