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ドーバーデーモン

神出鬼没の異形生物

ドーバーデーモン

アメリカ、マサチューセッツ州ドーバーの閑静な住宅地に、ほんの一時期、出現した怪生物のことを、ドーバーデーモンという。
この怪生物は、1979年の春、闇の中から突如として現れ、わずか数人の目撃者のみを残して、再び闇に消えている。

ドーバーデーモンの特徴

体長1.2mで、頭部は大きなスイカ型をしており、オレンジ色もしくは緑色に光る目、頭とほぼ同サイズの胴体、か細い首や手足、ざらついたピンク色、またはベージュ色の肌などが特徴である。ちなみに、ドーバーデーモンの名付け親は、超常現象研究家のローレン・コールマンである。
そして奇妙な事に、ドーバーデーモンの目撃者のほとんどが青少年という・・・。

ドーバーデーモンの歴史

マサチューセッツ州ボストンの南西24キロほどのところに位置するドーバーは、緑豊かで高級住宅地の名にふさわしく、気品あふれる屋敷が100メートル間隔で、整然と並んでいる。

それは1977年4月21日のことだった。17歳のウィリアム・バーレットは友人と、夜のドライブに繰り出していた。
午後10時30分頃、彼らはファーム・ストリートを軽快に飛ばして北上していた。
その時バーレットは、6メートル先の石塀の上を、一見イヌかネコとおぼしき動物が歩いているのを発見した。ヘッドライトに照らされた瞬間、その生物は車のほうを振り向いた。
それはイヌでもネコでもない、未知の生物であった。
胴体とほぼ同じ大きさの頭部に、か細い首や手足。オレンジ色のビー玉のように明るく光る大きな目がある。その目にはまぶたはなかった。
しかも、鼻や口、耳などはっきりと判定できるものは、いっさい存在かったという・・・。

さらにこの2時間後、2キロ先の地点でまたもや目撃されている。
そして、幾多の目撃情報があげられ、話題となり5月中旬、この事件はマスコミの知れるところとなり、新聞社やテレビ局が、こぞって取材のために駆けつけたのだ。

正体について

ほんの一時期姿を現しただけに、情報が圧倒的に不足しているドーバーデーモン。ない情報と知恵を振り絞り導き出した正体についての考察がこちら。

  • 逃亡したサル
  • 妖精
  • UFOが送り込んだ宇宙人
  • 地球外生命体 (※これは上の内容を言い方変えただけでは…)
  • 新種の未確認動物(← 未確認動物として紹介しているのにその正体はおかしいでしょ…)
  • 変態ストーカー(※これは私が勝手に追加しました。w 要するにどうとでも言える気がするという事です。)

あのUMAは今・・・

様々な憶測が飛び交っているが、どれも確かではない。忽然と姿を消したドーバーデーモンは今頃何をしているのだろうか?

参考文献 : 未確認動物UMA大全 並木伸一郎 (Gakken)